清順の美学その1――『野獣の青春と』l『殺しの烙印』 アリアドネ・アーカイブスより

清順の美学その1――『野獣の青春と』l『殺しの烙印』 アリアドネ・アーカイブスより 2018-05-22 16:49:07 テーマ:映画と演劇  『野獣の青春』1963年と『殺しの烙印』1967年、映画自体には驚かなかったが、技法には驚いた。   後者は、殺し屋たちの戦後の挽歌を描いた抒情詩と云っても良いだろうか。殺しを依頼…

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鈴木清順監督の『悪太郎』 アリアドネ・アーカイブスより

鈴木清順監督の『悪太郎』 アリアドネ・アーカイブスより 2018-05-14 09:59:42 テーマ:映画と演劇  今東光の原作による、自伝的な青春ドラマである。観る側に既に先入見のごときもの――古い日活時代の活劇擬きと云う――があるので、それなりのつもりでシネラと云う図書館付設の映画館に見に行ったら、まず、丹波・豊岡の…

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死を死んで、死を生きる――平成の最末年を生きて アリアドネ・アーカイブスより

死を死んで、死を生きる――平成の最末年を生きて アリアドネ・アーカイブスより 2018-05-07 13:07:34 テーマ:文学と思想  もともと政治などにはこの世の戯言として無関心だった私が、政治や政局の動向に目を配る様になったのは、2015年9月の安保関係諸法案をめぐる攻防戦の可否が決定する最終段階に於いてでした。こ…

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奥山礼子『ヴァージニア・ウルフ再読』――芸術・文化・社会からのアプローチーー黄昏のロンドン(70 アリアドネ・…

奥山礼子『ヴァージニア・ウルフ再読』――芸術・文化・社会からのアプローチーー黄昏のロンドン(70 アリアドネ・アーカイブスより 2019-07-12 21:05:40奥山礼子『ヴァージニア・ウルフ再読』――芸術・文化・社会からのアプローチーー黄昏のロンドン(70 2019-07-12 21:05:40 テーマ:文学と思想 …

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芸術は必要か アリアドネ・アーカイブスより

芸術は必要か アリアドネ・アーカイブスより 2019-07-12 13:34:37 テーマ:文学と思想   1  人は必要不可欠なこの問いを、人生のどの段階かでは応えておかなければなりません。この問いかけを自らに掛ける過程で、人が人間になると云う固有の出来事も課題にあがってくるのです。  さて、通常今まで論議されてき…

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青木次生『ヘンリー・ジェイムズ』ーー黄昏のロンドン(69) アリアドネ・アーカイブスより

青木次生『ヘンリー・ジェイムズ』ーー黄昏のロンドン(69) アリアドネ・アーカイブスより 2019-07-09 09:50:50 テーマ:文学と思想  この本は通常は黒子に徹していたかにみえる翻訳と云う生業を旨とする学者さんが、ある程度功成り名を遂げて、と云うか、学者としても翻訳家としても学会でそれなりの評価を…

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ブレヒトの映画『三文オペラ』――30年代の歴史の光と影 アリアドネ・アーカイブスより

ブレヒトの映画『三文オペラ』――30年代の歴史の光と影 アリアドネ・アーカイブスより 2019-07-05 19:23:16 テーマ:映画と演劇  観終わった時はそうでなくとも、余韻を反芻するうちに、ーー彼の映像作品を反芻するうちに、偉大な作品に出会ったのだと云う実感が込みあげてくる。ブレヒトの有名な『三文…

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まこさま問題について――ヘンリー・ジェイムズ風に語る言語の四つの諸相ーー黄昏のロンドン(67) アリアドネ・アーカ…

まこさま問題について――ヘンリー・ジェイムズ風に語る言語の四つの諸相ーー黄昏のロンドン(67) アリアドネ・アーカイブスより 2019-06-25 12:26:49 テーマ:文学と思想  まこさま問題の一連の報道を聴きながら、これによく似た話として思い出したのが、あろう事か、偉大なるヘンリー-ジェイムズの文学である。わが国では…

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まこさま問題について――ヘンリー・ジェイムズ風に語る言語の四つの諸相ーー黄昏のロンドン(67) アリアドネ・アーカ…

まこさま問題について――ヘンリー・ジェイムズ風に語る言語の四つの諸相ーー黄昏のロンドン(67) アリアドネ・アーカイブスより 2019-06-25 12:26:49 テーマ:文学と思想  まこさま問題の一連の報道を聴きながら、これによく似た話として思い出したのが、あろう事か、偉大なるヘンリー-ジェイムズの文学である。わが国では…

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アンチ-リア王ーー黄昏のロンドン-66 アリアドネ・アーカイブスより

アンチ-リア王ーー黄昏のロンドン-66 アリアドネ・アーカイブスより 2019-06-23 00:48:19 テーマ:文学と思想 双親をみおくり、二人の娘を家から送り出す。前の方では見送る側として今生の惜別の言葉を述べ、後の方では言葉を述べ華詞を送られる。述べる言葉は意識の範疇にあるけれども、述べられた言葉は予想を超える。まる…

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